春の夕畑にレタス採りに行く

 
春の夕畑にレタス採りに行くその帰りにも雨は降りつつ

託宣は龍を集めろだったよう集めた龍で成すべきは命

居並んで首を垂れる海キリン今日の荷役は忙しきかな

緑風にだんじり囃子流れ来て元気な子らの声が響けり

菖蒲湯に身体を休め眺むればぽっかり浮かぶ朧月かな

火入れした提灯飾りしだんじりの上にも明かしおぼろ月おり

折々にローカル線を乗り継いで酒蔵巡る呑み鉄やよし

故郷のローカル線の車窓には懐かし景色缶ビール揺れ

名僧に付き従いて行くうちに猿にも空を悟るものあり

病院の待合の皆マスクして身を守るには五類になっても

弁当に岩塩のような塩鮭と梅干し入れて夏を凌ぎぬ

悪魔をね解き放したの誰なのさ after all it was you and me 

引き潮を怖がる君を船に乗せ竜宮城に連れて行こうか

毎日が母の日ならば良いのにと乳母車押す人や長閑に

人は皆優し気持ちの母の日に怒鳴り散らすか憐れな人よ

母の日に感謝を込めたホームラン山吹色のスタンドに打つ

母の日に妻が喜ぶ料理とは娘の作る二種類のピザ

楊貴妃を譬えた古人思い出す牡丹のような晴れの日の君

逆風に立ち向かう君の凛々しさよ青い衣と髪をなびかせ

君の歌僕の心に漂いて少年の頃の微熱のように

休日の午後は早めに帰宅して赤ワイン開けブルーチーズと

爽やかな今日は早めに切り上げてワインとパンとシーザーサラダで

夏の朝日の出と共に起床して太陽浴びて缶ビール飲む

ビヤホール六時から飲みほろ酔いで涼しい川辺歩いて帰る

灼熱の砂漠であった中東に涼やかな風吹き始めている

その子らは大きな慈悲に包まれて犯した罪と共に生きるも

険しきか峰を目指して行く君の無事を祈りて朝日拝みし

絞めがちな僕の心の扉にも合鍵作って君にあげよう

久しぶり友の消息届きけり酒を飲もうか李白にように

新緑の駆け登りたる峰走り命育む白神の山

今年こそ藤の季節に帰省する娘を待ちて心そぞろに

五月晴れ綺麗な空ねと呟いて君は静かに深呼吸する

冴え渡る五月の空を眺むれば聞こえてきそう小鳥の囀り

幸せな家庭をつくり暮らしたいだから踊るの Private Dancer

勝敗は星の巡りと時の運勝ちし時こそ謙虚たるべし

私ってそんなに寂しく見えるのねそうなのかもと一人呟く

車窓から眺める富士の美しさ気分爽快今日もついてる

親鳥の帰りを待ちて山雀の子らはふたりで思案顔して

一陣の爽やかな風吹き抜けて恵みもたらす走り梅雨かな

忙しく田圃耕す周りには餌をもとめて鳥や集いぬ

梅雨入りの頃の楽しみありとせば高らかに鳴く時鳥かな

早朝に時鳥鳴き目覚めけりこの好日の楽しかるらむ

五月晴れ梅雨の合間の爽やかさホトトギス鳴く声も響けり

チベットのタントラによる教えでは性交渉も修行の道とか

雨が降り外に出るのも億劫で空を眺めて歌でも詠もうか

仙人の棲みたる山の霧に似て梅雨の日の朝白く煙りぬ

長雨に逢うことさえも叶わずとかこち心に傘を差しつつ

雨止みて爽やかな風吹き抜けてレインコートのすそたなびきて

五月雨の合間の晴れの爽やかさ五月晴れとはこの心地なり

梅雨の日の合間の晴れに子供らはしづ心なくはしゃぎ戯れ



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