崩れゆく自然を眺め思うのは
崩れゆく自然を眺め思うのは崩れゆくのは島人の心
台風が神の怒りの印なら崩れしものも戻りしものを
甚平の胸につかまり寝る吾子に身動きとれず我もまどろむ
しがみつきすやすや眠る吾が孫に身動きできず我もまどろむ
森の朝エナガの子らは元気だね喧嘩の稽古も大切だよね
蝉しぐれ朝早くから起こされて眺める郷はすでにかしまし
エナガの子枝をつついて何してる巣作りのまねおままごとかな
蝦夷の山シャクナゲ岳のビーナスに一本槍の山男たち
うたかたの夢と消え行く出逢いにも句点はつかぬそんな気がする
掛軸の池の字眺める蛙おりさて跳び込むか止めておこうか
盛夏かな暑き日差しの浜辺にて甘露滴る桃の実を喰らう
何回か量子力学学んだが猫の生き死にさえも分からず
夏の朝井戸端会議のスズメたち今日はみんなで街にお出掛け
日曜の朝の小鳥の囀りにアールグレイの香り爽やか
世の中に美し海のなかりせば自由な夏も詫びしからまし
勝負の日イチロー真似て朝カレー家族で食べて応援するよ
夏山のチョウカイアザミにトンボおりしばし忘れむ喧噪の日々
この町は人もそれぞれ優しくて疲れた人も癒される駅
鳥海の可憐な花にとまりたる高山蝶に我を重ねる
この闇の底を貫く閃光はミッドナイトの特別列車
人類の発祥の地の誇りかけアフリカは今動き始める
On it's honor of the cradle of the human beings, Africa now moves.
旱魃に苦しむ国に灌漑の事業を広め命の水を
夏が来て鳥海山にトンボ舞い湖臨むヨツバシオガマ
咲いたなら魅惑の匂う白百合の君が目指すはあの大舞台
アイスはね美容にいいと聞いたから私じゃないよあなたのためよ
雪渓にチョウカイフスマの可憐なり此処にしかない命輝く
嬉しかな千と千尋がロンドンへスーパーサブがメイン舞台へ
風に乗り舞い込んできた言の葉に我を気遣う吾子の優しさ
夏麒麟びーると啼くという噂オカメインコはなんと鳴くのか
言の葉を添えて贈ろうサネカズラ昔の人の恋に習いて
四十雀夏は子育て一段落友達いっぱい楽しい季節
日が暮れて喧騒を去り瞑目しチェロの響きに桃源を行く
今ごろはこのアジサシの幼鳥も餌取り稽古ダイビングかな
人類の母なる大陸アフリカの矜持に似合う栄誉あれかし
アフリカの新たな胎動聞こえ来る人類誕生幸あれかしと
広島に聖霊よりて願いおりもう過ちは犯さないよう
あおによし奈良の都の賑わいは古今を問わず渡来の人なり
夏空を彩る花火に驚きて遅れる音にまた驚きぬ
夏山の緑のなかにメジロおり枝にとまりし姿凛々しき
鯉目覚め池から跳ねて龍となり天空高く舞い上がりたり
その町に消えぬ悲しさ焼きつきぬ人の愚かさ忘れぬために
鳴き声でお話するよシジュウカラ子供のころからおしゃべりだね
乙女たちハイビスカスの髪飾り負けない強さ南国の花
立秋やヒグラシ鳴きてシジュウカラ幼鳥育ち夏の終わりか
空を行く龍の雲ならきっと君天に登ったあの白い鯉
夏が過ぎそろそろ巣立ちシジュウカラ思い出多き思春期のころ
ゲート前花とトンボが迎えおり沖縄の声皆に届けと
青空のトンボよトンボ伝えてよもう戦争はしたくないんだ
長崎に涙にくれるマリア像人の愚かさ悲しむように
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