夏過ぎてまだまだ暑き候なれど

 
ムラサキシキブを咥えたメジロくんパインアメよりこれがいいんだ

すくと立ち青鷺の若何を見る明日の世界かそれとも風か

野ざらしの骨の供養も乙なもの夜には美女の訪ね来る由

さあみんな朝ごはんだよ集まってヤマガラの朝エゴノキ食堂

軽の池泳ぎ疲れたカルガモの今日は寂しく一人寝るのか

夏過ぎてまだまだ暑き候なれど虫の声にぞおどろかれぬる

颯爽と枝に留ったエナガくんチュリリと鳴いて今日も出発

秋の雲想像力を掻き立てる白いカラスも創造力だね

高瀬舟人の命は儚くて死なせてくれと頼む弟

日曜日ゆっくり流れ行く雲の姿を眺め心を癒す

夏が過ぎ元の居場所に戻り行く君を想いて流す涙よ

悲しみを飲み干す程に大酒を浴びてみようか李白のように

大吟醸命を癒す百薬の五臓六腑とチャクラを巡り

よくやった18年の長き道乾杯しようシャンパン開けて

長閑けさや夫婦で過ごす日曜日白いワインにオリーブ添えて

暗黒の大地と言われたアフリカも今新しく目覚め始める

秋の森まだまだ元気ゴジュウカラ若者たちには負けない気概

ゴジュウカラ木ノ子の森は珍しい秋の味覚さ食べてみようか

秋の朝まだ覚めやらぬ青鷺の不動の姿瞑想の域

秋の日に梢にとまる猛禽の水場を臨む猛き姿や

秋の雲見渡す限り蕎麦畑北の大地の恵み嬉しや

秋の日に水場に集うアゲハ蝶その艶やかさマチネの舞台

彼岸入り会えない人を想い出す振り返ったらそこに居るから

秋風や彼岸の入りの曼珠沙華懐かしむのは誰そと問いかけ

思い切り明るく振る舞う着ぐるみは生活のためと誰が知るだろ

涼しさや淡き緑の秋の森キビタキの雌麗しきかな

秋風ややっと涼しくなってきたひつじ雲の下ハイキングでも

縄張りを激しく競うカワセミも幼きときは愛らしきかな

秋の空群れなすようにいわし雲秋刀魚持参し味覚パーティー

秋が来ていつも元気なエナガくん今朝もお早う声も爽やか

日常に心に何か浮かんだら三十一文字に記してみよう

涼しさや秋の喘息苦しけれ身体温め歌でも詠もう

秋風に何か悲しきことあらば短歌を詠めば心も晴れる

儚さや酌み交わしたる杯も今は壊れて跡形もなく

いにしえの貴人のように短歌にてやりとりすれば心安らぐ

秋の夕窓ぎわに置く鉢植えのコーヒーの木の葉が風に揺れ

初めてのカレイの煮付け調理する吾子の健気さ旬の味わい

誕生日祝ってくれる人がいるその幸せに心震える

秋なのにお花見できるエナガくん夜には月見風流だよね

つんと立つキビタキの雄凛として秋の森にぞ癒されにける

夏休み遠い昔のようだけど楽し思い出いまだ新し

冬支度貯食に勤しむ山雀の忙しそうなニーニーさんです

なお暑き秋の日のなか帰り来てムラサキシキブの待つ庭先へ

キセキレイすっくと立った枝の上その向こうには何があるのか

激流を岩で眺めるカワセミは目指す獲物は見えているのか

かっぱ巻き妖怪沼から顔を出し俺にもくれろとねだるものあり

山越えの三里は辛き道なれど吾子に逢えれば天竺への道

エゴノキの実人が食べれば毒がある山雀のためにある実なんだな

秋が来て木の実ついばむ山雀は冬支度にも楽しそうだね

秋の日に旬をむかえる柘榴には子供を思う母の優しさ




コメント

このブログの人気の投稿

中秋の名月明し風寒し

瑠璃色の妖精のようオオルリの

モズの森そろそろ冬も近づいて