秋深し色づく森にジョウビタキ
セキュリティ強化するためワンタイムパスワードにも一期一会か
鍋囲み笑顔絶えない家庭にも三代分の嫁の歴史か
ハゼの実は高カロリーのご馳走さ冬を迎えてコゲラもご機嫌
初雪や犬は歓び駆け回りおきまどわせる菊いとをかし
親不知生えて大人になった気が抜いても親にはなれないものを
そこはかと弱いところも丸ごとに抱え込みたい君を想いて
君の顔飲めば飲むほどえびす顔遺伝子なのか李白と同じ
冬の夜焼き芋買って帰り道君が持つかい温かいから
秋深しジョビ娘気だるく物思い別れたジョビ男どうしてるかな
真夜中の授乳は辛し泣き声を天使の声と言い聞かせつつ
秋深し色づく森にジョウビタキ色づく山に鹿ぞ鳴くらん
時節柄客も少ない理髪店既読の雑誌今も列びて
夕暮れに流れ激しい海峡で逞しくなる明石蛸かな
ホシガラス木の実を埋めて冬支度そこから芽が出て新たに木が生え
その国の文化を知るにはその国の料理を食べるが一番なのだ
誰か来て羽ばたかなくていいんだと言って欲しくて羽ばたいている
初雪に気づき目覚めし東雲に秋の去りゆく足音を聞く
風の音鴫立つ沢にあわれ知る人の心は疎くなりぬる
神隠し三保の松枝に風が吹き雲まで飛びし白妙の衣
月見れば悲しと思うこともあり日が沈むころ月の昇りて
人知れず紅き実をなすサネカズラ熱き思いを吾子につたえよ
お年玉喜ぶ孫のその姿爺と婆には価千金
退屈な日々の続いた秋の夜初雪降りて仄かな予感
秋晴れの通りに集い優勝を再び祝うファン心理かな
水仕事終えてくつろぐ君の手のあかぎれ撫でる吾子の優しき
スイカズラ甘い匂いに誘われて近づき見れば熱は醒めにし
幸せの青い鳥ならルリビタキオリーブのメス青いオス呼ぶ
年降りて指も不自由になりにけり相棒のギターも寂しそう
335BBキングは無理としてクラプトンならなんとかなるかも
キース弾くテレキャスの音独特で悪魔を憐れむ歌を奏でる
期待がね大きすぎるのテルテルは数字を見れば大したものお~ん
初めてのカワセミの色に驚いて飛び立つ姿にまた驚きぬ
憂愁の秋に物思いに耽る傍らのルリビタキお前も
秋深し白露降りる山野辺に秋風吹けば紅葉散るらん
冬来ぬと肌で定かにわからずも電飾だらけで驚かれぬる
秋の夜に綺麗に浮かぶ小望月明日が最高そんな気がする
寒いだろ生姜の利いた甘酒を飲んで行きなよバス待つ間
どんよりと曇りし冬の寒い日に熱い甘酒飲んでほっとす
望月を観る度思う西行の歌の心は憧れなのか
中庭の芝生に坐り悪友のギターに合わせロックをシャウト
寒々と都会の上に満月が光り輝き誰を照らすか
小夜ふけて綺麗に浮かぶ満月の邪魔をするよな電飾の嵐
名月やぽっかり浮かぶ荘厳さ昔の人も神と見紛う
セルフレジ前に戸惑う高齢者従来のほうが早いんじゃない
沖縄は神の棲む島傲慢にシャングリラでもなくジャングリアだと
国のため何かを犠牲にしろと言うそんな奴は信用できるか
いいよって私の提案受け入れるおおらかなきみ超愛おしい
月一度君に逢うなら十六夜に躊躇うような君を誘いて
冬定か調いました冬支度ライチョウの羽真っ白になり
お年頃ジョビ娘なんだかとぼけ顔つまみ食いしたのばれてるよね
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