白鳥の湖なのかこの湖畔


草原を駆け行く群れのリーダーは仲間を守る雄叫びを上げ

母さんの大きな愛を腹一杯しっかり食べて大きく育て

ごきげんよう子育て終えたカワセミさん今朝はいつもの狩場に出勤

白鳥の湖なのかこの湖畔恋人たちの嘆きが聞こゆ

憤る心は若い徴だね年降るごとに諦めが勝つ

新緑やメジロが育ち森の中緑の風景緑の妖精

間伐の進みし森は初夏なれど年降る重み年輪を見る

悠々と浮かびし月の横顔に大地を巡る悠久を知る

新緑の中にひっそりメジロの巣健やかにあれ自然の恵み

新緑の森に緑の風が吹き緑の時間メジロが一羽

あの娘はね狐なんだと皆が言うそれでいいのさそれが魅力さ

好きなのに誰も告白できないで遠巻きに見る看板娘

ヤマガラの子育てもそろ終わりかな旅立つ子には教訓授け

メジロの巣見て見ぬふりをしているよ健やかにあれ大きく育て

くるみ割り人形を聴く日曜の午後は穏やか紅茶も香る

白鳥の湖を聴く何となく心のおりが溶けていくよう

初夏の朝キジの夫婦が思案顔今日は何処かに遠出しようか

緑風にやさしくそよぐ我が髪の心地よさげな明日を想う

給餌するコゲラの親子微笑まし初夏ならではの森の風景

初夏の宵明るく浮かぶ小望月明日も天気になればいいな

君からの手紙の封を開けたときインクが匂い時空をつなぐ

あの花はひっそり咲いたサクラソウ遠慮がちな君のようだね

ヤマガラのニーニーさんは健やかにお祝いしよう七五三だね

満月の夜空は雲に覆われて朧な月影ものの哀れか

森の中巣立ちの季節が始まって本格的な夏の到来

薄雲の帳の向こう望月のオレンジ色の影や妖しき

雑踏が背景になるターミナル砂漠のような都会の孤独

幸せは美味しい水が飲めること無くなってからわかることあり

森は今幼い小鳥の賑わいでこれはさながら幼稚園だね

店先にゆらゆら揺れる氷旗あの蝉しぐれももうすぐだろう

新学期そろそろ慣れてきたころか青春の風爽やかに吹け

君の息クラリネットを通り抜け心震わせ音楽になる

幼子を見守る母の眼差しは不安を含む暖かさかな

忍び行くことも叶わぬ空蝉の薄衣残し去りし夜半かも

カワセミの川辺デビューは落ち着かずお気に入りがね決まるまではね

雨模様今日のお昼はナポリタン子供の頃の想い出の味

早朝にいつもの川べり散歩するいつものとこにいつものカワセミ

ご褒美はガトーショコラと決めているここ数ヵ月ご無沙汰なんだ

夏の森幼鳥たちが活発に動き回りて賑やかなるか

君の声ジャズを歌うとハスキーでフィーバーするよ心の底から

その声でトカゲ喰らうかヒヨドリくん愛の証は贈り物かな

幼子に森の世界は広いだろう幼い瞳は何を見るのか

紫陽花は育つところで色を変え吾子も興味で目の色変わる

ふと気づく何かに没頭していると周りのことが見えなくなるね

本日の獲物はとても大物で得意満面カワセミくんです

父の日は日頃疎遠な父親と馬鹿話するそれでいいのだ

中国の武術家のようアオサギの一本足で身構える様

夢うつつ貴方と二人の朝食に心奪われ時を忘れる

初夏の川食欲旺盛カイツブリ体力つけて恋の季節か

夏の川一人歩きのカイツブリ餌選びではまだ修行中




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